あなたはこの釣り方を知っていますか?
いつもおなじみの海遊丸さんへ乗り込みテンヤ釣りを楽しみました。
こちらの船は簡易トイレも付いていますので女性客も多く乗船しています。
この釣りの楽しさは自分で餌(おもに活きエビ)を操作して誘って掛ける釣りなので釣れた時の嬉しさは半端ないです。チョーキモチイイ!
関門橋の下を通過するときはその大きさに思わず見上げてしまいます。

この記事に書かれている内容を初心者さんはそっくりまねしても良いですし、経験者さんは自分の仕掛けと比較するのも楽しめると思います。
10月14日の釣果は鯛とアコウ(キジハタ)とその他いろいろ
釣果はその日や時間帯によって大きく変わるのですが、
この日は7~8ノット(およそ時速14.8㎞)くらいあり、かなり潮流は早かったです。
本命の鯛は40㎝くらいと少し小さなサイズ感ですが脂のノリも良く美味しく頂きました。
写真の鯛とアコウ以外にもカサゴ・キュウセン・マゴチ・フグなど多様な魚種が釣れました。

今回のタックル紹介
ロッド
・シマノ 炎月(えんげつ)BB 一つテンヤマダイ
一つテンヤ専用のロッドがなくてもエギングロッドやシーバスロッドがあれば代用できますが、大物相手ではやはり専用ロッドはロッドエンドが長いので力が入りやすく釣りやすいですね。
リール
・シマノ スピニングリール 19ストラディック3000
ICカウンター付き(ラインの出た距離を測る装置)ベイトリールはすごく利便性が高いですが、私はシンプルなスピニングリール派です。
仕掛けと重さ
基本的には自作のテンヤがメインですが、以前購入していたタングステン(普通のオモリより比重が大きいので、重量は一緒でも小さなモノが使える)も持っていきました。
6・8・10号を準備しており、6号と8号を潮流を見ながらメインで使い、底に着くのが分かる程度の軽さでフワフワと仕掛けを落としていきます。

潮流に流されすぎるようだとラインを巻き取り、落とし直します。
あまり流れが速いと、ラインが横に流されてPEが瀬に触れたとたんに切れてしまいますので慣れてない方は12号や15号を用意したほうが良いと思います。
大事なのは底を狙うことなので、テンヤが着底したことを感じることが必要となります。
ラインと結び方について
ロッドの弾力とリールのドラグを駆使して細いラインで大物とやりとりするスリリングな釣りなのでPEラインは必須となります。
PEラインとは釣り糸の一種で、ポリエチレン製の細い原糸を複数束ねて作られた糸です。
ナイロンやフロロカーボン製のラインに対して直線強度に優れるなどのメリットがあり、近年はルアーフィッシングや船釣りなどで主流となっています。
PEラインとテンヤを結ぶラインをショックリーダーと言います、海底付近で使うラインは根擦れに強いラインを使うためです。
水深は30m前後です、関門海峡ではPEラインを200mとリーダーを2mくらい使用して仕掛けを作ります。
PEラインとリーダーは接続金具(スナップ)を使わずに直結します。
私はFGノットとよばれるノット(結び方)で結束していますが、キレイに結べるようになるまでには時間がかかるので、暇なときにはいつも自宅で結ぶ練習をしていました。
慣れるまでは電車結びなどの比較的に簡単なノットが良いと思います。
ショックリーダーとテンヤはユニノットです。
PEライン:0.8号(できれば10m毎に色の違うカラー目印付き)
ショックリーダー:2.5号
まとめ
今回の釣行では、自然相手の釣りなので釣れない日もある中でのこの釣果には満足しています。アタリも比較的に多く楽しめました。
欲を言うともう1サイズ大きな50㎝クラスが釣りたかったですね。
関門海峡での一つテンヤのシーズンは6月から11月くらいまでと残り少なくなってきましたので、もう1回くらい行きたいと思っています。